あなたのご主人は、フェイスブックを利用されていますか?
妻にこっそり登録しているケースも多いので、いちどご主人がフェイスブックに登録しているかどうか検索してみるとよいかもしれません。
さて、フェイスブックに登録していると、『あなたのお友達ではありませんか?』といったメールが届くことがあります。
これは、出身地や卒業した学校などから、共通点のある人をフェイスブックが勝手に紹介してくるものですが、当然相手の顔写真なども見ることができるので、「おっ、かわいい娘だな」などと思うと、知り合いでもなんでもなくても、相手と知り合うきっかけとして利用できてしまいます。
そして、もともと共通点のあるもの同士ですから、地元ネタや学校の話しで盛り上がったりして、初めて出会ったにもかかわらず、すぐに意気投合することも多いです。
そうしたやりとりが続くうちに、直接会う機会ができて、そこから不倫関係が始まる・・・・・
フェイスブック不倫の典型的なケースのひとつです。
フェイスブックには恋人募集、彼女募集のコミュニティもあり、過去の知り合いを見つけるだけでなく、今まで知らなかった相手と出会うきっかけとなることも多いので、逆にそうした出会いを求めるツールとして利用されることもあります。
こうしたフェイスブック不倫の場合、もともと相手の素性が十分にわからないままに不倫に至る可能性が大変高く、そこから思いしなかったトラブルが発生することもあります。
たとえば、本当は結婚しているのに『自分は独身です』とか『離婚して今はフリーです』と偽って交際に持ち込み、それを信じて相手が付き合っている場合もあります。
この場合、相手女性はご主人を独身と信じて付き合っているので、たとえ肉体関係があったとしても、相手女性を不貞行為で慰謝料を請求する等ができません。
逆に、ご主人のほうが、嘘をついて交際を求めてきたということで、相手女性から訴えられてしまう可能性もあります。
これはフェイスブックに限ったことではありませんが、相手が真剣に交際しようとしていたり、またご主人があることないことを言って結婚を口にしているような場合、軽い火遊びでは済まなくなってしまう危険が非常に大きいのです。
また最近では、お店などの『自分のではないフェイスブックのページ』を利用して、そこのメッセージ機能を使って、特定の相手とやり取りしているケースもあります。
これは実際にあったことですが、ある主婦の方が夫の携帯のウェブ検索履歴をチェックしたら、なんの変哲もない店のフェイスブックに頻繁にアクセスしていて、そこから相手女性とのやりとりが発覚したことがありました。
昔は浮気相手とのやりとりは携帯メールがほとんどでしたが、最近は、LINE、ツイッター、ミクシィ、GREE、あるいは個人で立ち上げたブログのコメント欄なども利用して、送受信記録が残らない形でやりとりしていることも少なくないので、そうした点もあわせて注意する必要がありそうです。