浮気で一番解決が難しい状況って?

「浮気の解決をしていく上で、牧口さんが一番難しいと思う状況ってどんなときですか?」

あるご相談者様から、こんなご質問が寄せられました。

なんてストレートなご質問……(汗)

難しいとか簡単とか、あまり考えたことはないのですが、夫の浮気ということで強いて言えば、夫自身がまったく変わる気がない、というのは、夫婦関係の修復をしていく上ではかなり障害となってしまうことは事実です。

これは夫の性格とか考え方(価値観)とか、もっといえば生い立ちから現在までの経験(平たくいえば『育ち』の問題)も絡んでくることだったりするのですが、たとえば物事の原因を自分自身ではなく、外に求めるタイプの男性。

こういう方が浮気をすると、問いただしたときにだいたい次のような言葉が返ってきます。

『浮気をしたのは事実だが、それは俺が悪いのではなく、お前に妻として問題があったからだ』

『俺は自分が悪いとは思っていないし、変えられないし、変わる気もない』

『改めるべきなのは、オマエのほうだ』

『俺はこういう人間だから、オマエが受け入れられないなら離婚も仕方ない』

云々、とにかく頑なに自分を固持して、話し合いすらラチがあかない、ということがあります。

そんな状態だから、そもそも浮気がバレてすらも、相手女性とも別れようともしない。

たまりかねて妻が話を切り出すと「またその話か」と逆ギレしたり、無視&ダンマリを決め込んだりする。

それでどうしていいかわからず途方にくれて、私のもとにご相談くださる方もかなりいらっしゃいます。

こういう場合には、単に夫を説得しようとしてもダメですし、逆に妻が折れて、夫のいいなりになってしまうこともよくありません。

対処の仕方について、ここですべてをお話することはできないのですが、まず、ひとつ知っておいていただきたいポイントとしては、女性は話をするときにおもに感情で話をしようとするのに対して、男性は話を聞くときに、理屈に基づいて話を聞こうとします。

つまり、あなたがご主人に言いたいことを伝えるときには、あくまでも理詰めで、ひとつひとつを積み重ねていくように話をしていくことが必要です。

感情的になって説得しようとすればするほど、ご主人はその話の内容を理解する前に、うんざりして聞く耳を持たなくなってしまうので注意してください。

ちょっとしたことですが、これを知っているだけでも、ご主人へのアプローチの仕方は色々と見つかってくるはずです。

ともあれ、こういうタイプのご主人の場合、状況を改善していくのにかなり時間がかかってしまうことが多いです。

でも、決して解決できないということではありません。

たとえて言えば、難しい手術は時間がかかるけれど、しっかり治療すればちゃんと治るのと同じです。

ですから、あきらめずお電話ください。あなたのご主人にあわせた解決方法が必ずあります。

 

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