浮気相手から父を取り返した娘の記録④

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【状況解説&牧口からの対応アドバイス】

メールが長文ですので、まず、ポイントをまとめてみます。

・相談者は、石野さんという25歳の女性。

・父親(50代)は小学校の教頭で、浮気相手の女性(30代)は離婚歴があり、2人の子供がいて(小学2年と5年生)、親と二世帯住宅で暮らしている。石野さんの父親が若いころに、教師と生徒の関係だった。

・浮気は交際から約半年後に発覚して、さらにそれから1年以上が経過している。

・母親は離婚をまったく考えていないが、精神的に限界で、うつ病の初期症状あり。

・浮気の発覚は、父親の携帯に残っていた、相手女性と交わしたメールを母親が発見したことによる。

・すでに興信所への調査依頼をしていて、相手の身辺情報ならびに密会現場の写真を取得済み。電話番号およびメールアドレスは父の携帯から調べてわかっている。

・石野さんは、証拠の写真を持って相手の親に会い、娘を説得してくれるように頼み、もしも父と別れないなら、法的に訴えることも視野に入れていると伝えるつもりでいる。

・本心をいえば、母親の精神的なダメージを考えると、できるなら、父に改心してもらって、ことを荒立てずに済ませたい。

・・・といったところですね。

石野さんは、同行してもらえる方として祖母の方をあげておられますが、私としては、他のお身内をお勧めしたいと思います。(もちろん一人で行くことは賛成できません)

それは、祖母の方のご年齢は、おそらく70歳以上になられていて、体力的、精神的にも不安がありますし、万が一、話し合いの中で、双方が感情的になってしまったときに、それを阻止したり、仲裁に入ることが非常に難しいと考えるからです。

実際、石野さんにも、事情を知っておられるお身内か、協力を得られるご友人の中で、できれば男性の方と一緒に行かれることをご提案させていただきました。

また、石野さんがおっしゃっているように、相手女性の親御さんも、どういう人がわかりませんので、期待どおりの対応をしてもらえない可能性もあります。たとえば、いくら親御さんに話しをしたとしても、「それは娘が勝手にしていることで、私たちには関係がない」と突っぱねられるか、取り合ってくれないことも考えられます。

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