探偵の料金体制は実にさまざまです。
一日の基本料金が明確に決まっていて、わかりやすく設定されているところもあれば、意味がよくわからないオプションがついていて、あれこれと別途費用が加算されていくようにな探偵事務所もあります。
金額的なトラブルを避けるためには、明瞭な料金体制の探偵を選ぶことが大事です。
基本的には、1日の調査時間が3~5時間に設定されていて、そこから時間延長があれば、別途時間あたりの追加費用がかかる、という感じです。
たとえば、2名の調査員で一日の調査時間が5時間で15万円で、時間延長が1時間あたり2万円という場合で8時間の調査を依頼すれば、基本料金の15万円と時間延長の3時間×2万円で21万円ということになります。
普通は、この費用のなかに、機材使用料や車両使用料が含まれます。
ただ、電車やレンタカーなどが別に必要になる場合はその実費は別途計算となります。
また、探偵の営業時間外および深夜の追尾は割り増し料金がかかります。
だいたい1時間に5000円くらいです。
ここで、機材や車両の使用料が別途に加算されてしまうような場合は、いくら基本料金が安くても結果的にかなり割高となってしまいますし、わけのわからないオプションが乗せられてしまっているような場合(たとえば、ハイテクカメラを使っているので10%割り増しです、みたいな)も、気をつけたほうがよいです。
また、浮気の調査は、1日だけで証拠が得られるとは限りません。
場合によっては数日間~数週間程度依頼しなければいけない場合も多いですので、調査料の総額が数十万~100万円くらいかかってしまうことも珍しくありません。
探偵社に依頼する場合は、1日あたりいくらぐらいかかるか、また、どのくらいの期間調査を依頼するか、そして一番大事なのは、あなた自身が、その調査にいくらまで支払えるのか。
もしも費用的に苦しくなった場合には、任意のタイミングで調査を終了してもらえるのかといったことも確認しておくことが大切です。
〇探偵の依頼するメリット
浮気の証拠は自分でつかむこともできますが、状況によってはやはり難しい場合もあります。
また、パートナーや浮気相手から、相応の慰謝料を取ることを考えていたり、離婚の場合に有利に進めたいという場合には、証拠を得るまでにかかる時間やトータル的な費用対効果を考えると、探偵に依頼するメリットとなることも多々あります。
たとえば、浮気の慰謝料は、だいたい100万円から150万円程度が相場ですので、探偵の依頼料を十分にカバーできるケースも多いです。