先日、ある主婦の方から、こんなメールを頂きました。
「夫は、浮気したことをあっさりと認めました。でも、反省する様子もなく、
まるで他人事のような顔をしています」
メール相談をさせてもっらていると、こういう「反省しない夫」に対する悩みをよく伺います。
実際、自分の浮気によって、妻がどれほど傷ついているのか、という現実を受け止められない、
あるいは、自分の背負う責任を直視できない夫(男性)が増えています。
現実を直視できないということはつまり、自分の妻とか、現実の生活よりも、
浮気相手のほうを恋人にしたバーチャルリアリティ(仮想現実)的な思考を好むようになり、
ますます浮気相手のほうに傾いていってしまう、という状況につながっていきます。
そして、浮気をしていることが悪いこととか、
妻を苦しめていることという認識から逃げて、
『浮気は男の甲斐性』とかいう極めて軽い考えを持つに至ります。
そうやって、自分の都合のいいように理屈をつけていって、
最後には、妻から浮気の事実を突きつけられても、「たしかに浮気したけど、それが何か?」
みたいなところまでいってしまうことも結構あります。
特に、過保護に育てられた「おこちゃま夫」にはその傾向が顕著に見られます。
小さいころから、何をしても、どんなわがままも、最後には許してもらえたから。
だから、「浮気ぐらい、みんなやってるし、ウチのカミさんも、最後は許してくれるだろう」
という激アマ思考から抜けられないのです。
そんなおこちゃま夫に、思考回路バチバチショート寸前の妻は、
日本中、いえ、世界中にどれだけいらっしゃることでしょう。
さらには、浮気を突き止め、涙ながらに訴える妻に対して、
「浮気されていることを知って辛いなら、調べたり、突き止めたりしなければいい。
傷つくのが分っていてどうして調べるの?はじめから知らなければ、知って悲しむこともないのに」
と、本気で言う夫もいるのです。
う〜ん、それはつまり、
そこにあることを知らなければ、それはないのと同じ。
それを確認できないものはそれは存在しないのと同じ。
ということでしょうか。
まるでなんかの学問みたいですね。
あと、信じる根拠もろくにないのに、
「俺を信じて欲しい」という主張だけはするという夫もかなりいます。
たとえば・・・・
「あなた、浮気してるでしょう」
「してないよ」
「ウソ」
「してないって」
「じゃ、あなたの携帯のメールにあった○子さんて人、誰なの?」
「それは・・・・と、友達だよ」
「愛してるって書いてあったじゃない」
「・・・・・・」
「私、その人の電話番号も知ってるのよ。本当のことを言わないなら、
私が直接電話するわ」
「や、やめてくれ。彼女は何でもないんだ」
「何でもないなら、それを証明してよ」
「証明っていっても・・・・ほんの出来心だったんだ」
「出来心で愛してるって言ったの?」
「ごめん。でも、浮気をしたのは一度だけ。飲んだ後の成り行きだったから」
「そう。なら、もう会わないわよね。いまここで、彼女のメールや番号は消して」
「いや・・・・それはできない」
「なら、私が彼女に電話して、二度と会わないでって言ってやるわ」
「やめてくれ。かえってマズいことになるから」
「じゃあどうするの」
「時間が欲しい。ちゃんと別れるから」
「時間?何言ってるの。今すぐ別れる決断もできないの?」
「信じて欲しい。彼女とは別れる。約束するから」
「信じられるわけないでしょう?」
「頼む。わかってくれ。愛しているのは君だけなんだ。オレのいうことを理解してほしい」
・・・・と、このように、自分を信じてほしいとか、理解してほしいという主張だけはします。
初めに信じてもらうこと、ありき。
ではなく、信じるに足りる証拠や行動や誠意を見せて、その信頼を取り戻すことが本筋ですよね。
そうでなければ、この先、どうやって彼は、地に落ちた自分の信頼を取り戻すことが出来るでしょうか。
それでどうして、妻を愛しているということができるでしょうか。
このままでは妻を失ってしまうかもしれない、ということさえ、
現実として見ることが出来ないのでしょうか。
夫婦として、夫として、失った信頼を取り戻すために、
傷つけてしまった妻の心を癒す努力をしなければいけないのに・・・・。
でも、そういう夫も、妻が浮気をするのは嫌、と口をそろえて言います。
男性は独占欲が強いですから、自分の妻が他の男のところにいくのは、
本能的に許せないのです。
たとえどんな「あまえんぼ夫」でも、そういうプライドは例外なく持っています。
もちろん、「だから私も浮気してやる」というのはマズイですが、
「あなたがそうなら、私は私でやりたいことをやるから」と自分の世界観を主張することは、
一つの方法としてアリかもしれません。
独占欲を振り切って、夫の手の届かないところにいってしまうフリをすることで、
あなたに対する関心や思いを再認識させるという手です。
ただ、この方法は両刃の剣です
夫によっては逆ギレしてよけいに浮気に走るタイプもいるので、やりすぎは禁物ですよ。
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