浮気対処・夫との話し合いで主導権を持つ

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夫の浮気に苦しみ、「こんな辛い日々は、一日も早く終わらせたい」と思いながらも、『言うのが怖くて切り出せない』とか、『どうしていいかわからなくて一日伸ばしにしている』という方もとても多いです。

そして、そんな妻の心配や不安をよそに、浮気をしている男性は、まるで思春期の少年のようです。

特に浮気が始まったばかりの頃は、とにかく相手女性に夢中になっていて、恋人気分でテンションが高くなっていますから、自分のしていることが妻への裏切りだとか、妻を苦しめている自覚もなくて、ただ突然の熱病に侵されたように、彼女のことばかりを考えています。

でも、だからといって妻のことが嫌いになってしまうとか、離婚する覚悟で相手女性と付き合っているわけではなく、どちらかというと、このまま妻と浮気相手の両方とうまくやっていきたい、現状維持でいたいと考えている男性のほうが多いです。

そして、浮気をしている男性は、なぜかヘタな嘘で妻をダマせていると勝手に思っていて、『残業だ』『飲み会だ』『出張だ』などと、子どもでもわかるような嘘を積み重ねて、帰宅時間が遅くなったり、休日も家を空けるようになっていきます。

でも、この段階で、夫に対して「浮気してるんでしょ?」とか「女の人、いるんでしょ?」と問いただしたとしても、おそらく認めようとはしないでしょうし、ごまかせる限りはごまかそうとするはずです。

中には、いよいよ分が悪くなってくると、「オレのことが信じられないのか?」とか、「そんなことを言い出すオマエのほうがおかしい!」などと逆ギレしたり、開き直ったり、無視を決め込んだり、ありえないような言い訳をして、なんとかその場を逃れようとする人もいます。

ではどうやって浮気を認め、話し合いのテーブルについてもらうかというと、とてもシンプルな話なのですが、『これ以上、ウソをついても通用しないし、ごかましても言い逃れはできない』と、ご主人に観念してもらうことが必要です。

そのための準備として、まず、相手女性が特定できていることが理想です。

名前や年齢、独身か既婚者か、職場の同僚や部下などご主人との関係がわかっていて、少なくても、あなたがその気になれば彼女に連絡が取れるような状況にあること。

相手女性に連絡を取られることは、ご主人にとって、絶対に避けたいことのひとつです。

そのため、妻に事実を知られ、これ以上ウソや言い逃れが通用しないこと理解して、むしろ、このまま嘘をつき続けることのほうがリスクがあると腹をくくれば、しぶしぶでも事実を認めてくれる可能性が高いです。

さらには、その女性といつ、どこで会っているか、できるだけ具体的な情報があることが望ましいです。

そのうえで、ご主人の浮気を責め立てたり、追及しようとするのではなく、妻として、このままでは家庭が壊れてしまうこと、家族の幸せを守りたい思いで、ご主人との話し合いに臨むことが大切です。

 

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