恋愛:彼のテンションにあわせて距離感を保ちなさい

人間と言うのは、バイオリズムというのがあります。

バイオリズムは、生命の活動状態が周期的に活発になったり、消極的になったりすることで知られていますが、バイオリズムに限らず、日常の出来事においても、人のテンションというのは、上がったり下がったりします。

1日のなかでもありますし、一週間、1ヵ月の中でもあります。

なんとなく元気がでないな~とか、やる気ね~なぁ、なんて彼が言っているときは、もしかしたらバイオリズムが低下してるか、テンションか下がるような出来事があったのかもしれません。

もしもあなたが、彼のそんな様子に気がついたとしたら、あなたがとるべき選択肢はふたつあります。

ひとつは、やさしく声をかけてあげるとか、かるくボディタッチするとか、微笑みかけてあげることによって、彼の心をいやしてあげること。

男性なら、凹んでいるときに、女性から励ましてもらえば、いやでも元気がでてきますからね。

でも、これは、あなたが彼のことを好きだということが、彼にまだ決定的に知られていない状態、つまり片思いの場合です。

もしも、あなたがたが恋人として、すでにお互いの気持ちを確かめ合っている場合には、逆に彼に対して、なるべく気のない素振りをするほうがよい場合があります。

つまり、彼がしょぽんとしているときに、あえて話しかけないようにしたり、あえて別な人と軽く話して見せたり、少し忙しそうにして彼の前からいなくなってみせたりするのです。

すると彼は、あなたの存在を確かめようとする気持ちが生じてきます。

あなたが彼のことを好きだということを、もう一度確認しようとするのです。

でも、あなたはじっと我慢をして、自分からはすぐに彼のそばにいかないようにしてください。

なぜなら、彼はすでにあなたに優しくしてもらいたいと思っているからです。

あなたがそのようにしてくれることを待っているからです。

だからあえて、そういう彼に距離を置いてみたり、話しかけないようにしてみたりします。

すると、彼は我慢できなくなって、自分からあなたに近づいてきて、あなたの笑顔や、やさしい言葉といった、癒し光線を浴びようとします。

もちろんあなたはそのときは、たくさん彼に優しくしてあげてよいのです。

要するに、彼にタダであなたの愛情が入ってくると思わせてはいけません。

あなたの愛情が欲しいなら、あなたの前に歩み出てくることを教えるのです。

決して、あなたは彼の手に完全に入ってはいけません。

または彼の所有物ではないのですから、いつでも彼との関係の前には、あなたの意思があることを、彼に認識させることが大事です。

もちろん、あなた自身にも、彼の意思を尊重する必要があります。

そうやって、お互いの立場がフェアな状態で(尽くしすぎることなく)、彼との関係を上手にコントロールするというのも、恋愛において重要な駆け引きといえるのです。

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