妻が浮気をする理由……ただひたすらに恋しました


これはもう、まさに「直球」的な理由なのですが、『ビビビッときた』とか、

『心と心でつながることができる人に出会って恋に落ちた』とか、

『好きなんだからしょうがない。それ以外に理由なんかない』とか、

『もう気が付いたらアタックしてた』といったものです。

こういう場合は、家庭がどうとか、夫との関係がどうとかいう話を論じるのはナンセンスだったりします。

夫に別段不満があるわけじゃないし、十分に良い夫だと思うし、裏切っている罪悪感や申し訳なさはハンパなくあるけれど、それでも自分の気持ちにブレーキはかけられない。

いわゆる『思考が止まっている状態』です。

女性の場合、このまま「本気」の領域に心が至ってしまうと、なかなか後戻りができなくなってしまう傾向が強いです。

もちろん葛藤はあります。

結婚して子供がいて、今までそれなりに幸せであったのに、彼を選ぶという決断をすることで、家族の未来図を、大きく書き換えてしまうことになるかもしれない。

それを思うと、彼との恋を自分の中に秘めつつも、日常に戻ろうとする妻もいます。

そして、前よりもっと、夫との暮らしを大事にしようとすることもあります。

むしろ他の男性を見て、自分の夫を見直す、ということも少なからずあるようです。

一方で、どうしても彼でなくちゃダメ、夫とはもう無理、ということになれば、それはそれで、夫に対して非常に罪悪感を感じるようになり、『こんなことを続けていて、これ以上夫を欺いたり、苦しめたりしたくない。でも、自分の心はもとに戻れない。だからこそ、はっきりしなきゃ・・・・・・』と思うようになっていくこともあります。