不倫の対処:浮気で逆ギレする妻
「おまえ、浮気してるんじゃないのか?」と妻を問いただしたとき、その言い方に過度にトゲがある場合はともかく、普通はいきなり逆ギレしてくることはあまりないです。
普通は当然のように否定しますし、携帯メールなどのちょっとした証拠があっても、それが絶対的に浮気を証明するものでない限り、それ自体に何かと理由をつけて、自分を正当化していくでしょう。
たとえば、「そのメールは職場の同僚がふざけて送ってきただけよ」とか、
「私はその人のこと、なんとも思ってないわよ。かえって迷惑しているわ」
「その人の彼女が私の友人で、最近うまくいってないからって相談されたのよ」といった感じです。
ここで夫の追及が止まれば、妻の逆ギレはほとんど起きないと思います。
問題は、夫がそれでは納得できずに、妻の主張を崩そうとしてきた時です。
もしも本当に浮気をしてないなら、夫に信じてもらえるように、その主張崩しに辛抱強く付き合おうとしますし、夫が納得できるように説明を続けていくでしょう。
でも、浮気が実際にあった場合には、このあたりで逆ギレにスイッチが入ります。
「私のいうことが信じられないの?」
「どうしてそんなに私を疑うの?」
「何もないわよ。これ以上、どうやって証明しろっていうのよ?」
このように、自分の主張を聞き入れてもらえずに逆ギレに転じるのは浮気をしている人の特徴で、それは夫でも妻でも同じようにあります。
ただ、その傾向は夫と妻でかなり違います。
たとえば「俺を疑うのか!?」という夫の逆ギレは、おおむね妻の追及から自分を守ろうとしてキレていることが多いです。
ところが、「私を信じられないの?」という妻の逆ギレは、おおむね夫の疑いを相手男性に向けさせないように、相手男性を守ろうとするところからキレていることが多いんです。
もろちん、夫だって、妻が「相手の女に電話してやるわ!」とか「相手に慰謝料請求するからね!」なんて切り込んでいくと、相手女性を守ろうとして逆ギレすることはありますし、妻も然りなので、あくまで傾向としてのお話ですけどね。
ただ、女性はやはり感情の生き物ですから、いざというとき自分が大事にしているものを守ろうとすることは言えると思います。