妻が浮気するときの心理:子育てのとき、夫は「男性」ではない?


夫婦のセックスレスが浮気の理由になるのと同じように、夫にセックスを求められすぎて、妻が浮気に走るということもあります。

毎日毎日、寝る前に欠かさずセックスを求める夫・・・・・・。

それはそれで悪いことではないけれど、中には、服も脱がないでパンツだけを下して、ムードもへったくれもなくさっさと発射して、あとは背中を向けて寝てしまう方も……これじゃあ、妻はまるで排泄物処理係にでもなったような気分で、悲しくて情けなくて、最悪の心境になってしまいます。

もちろん、男性にも言い分はあると思いますけどね。

なんでも男性は一回の射精に800メートルを全力疾走するのと同等のエネルギーを消耗するんだとか。

ですから終わった後はクタクタになって、そのまま寝てしまうのも無理のないことなのかもしれませんが、女性にとってセックスは究極的な愛の行為ですからね。

ちゃんと抱擁やキスといった前段階があり、終わったあとにもハグしてくれたり、優しい言葉をかけてくれるなどの余韻があって、幸せを感じていたいものなんです。

それをブチ壊しにされるような身勝手なセックスは、腹が立つやら空しいやらで、『こんな夫、もううんざり』と思う気持ちが芽生えても、これまた無理からぬことかもしれません。

もちろん、そうした妻の心情がイコール浮気と直結するとは限りませんが、こうした負の感情がたまっているなかで、万が一にも他の男性と浮気が始まってしまうと、彼の優しいセックスに対してブレーキがかけられない、それどころか夫との無味乾燥なセックスのギャップにある種のカルチャーショックを受けて、なおさら相手男性に夢中になってしまう、ということがあります。

こういう場合は、夫に対して何の不満もないけれど、出会った彼がものすごく素敵で恋におちてしまった、というのと違って、相手男性がものすごく素敵なわけではないけれど、夫があんまりにもデリカシーがなかったり、身勝手だったりすることが妻を幻滅させて、結果としてその男性を実物以上に素敵に思わせてしまう、ということもあるようです。