夫の不倫、苦しくていっそ死んでしまいたい

不倫された苦しみから、自ら命を断とうとしてしまう方も実際にいます。

私がご相談いただく方の中にも、睡眠薬を大量に飲んでしまって救急車で運ばれたとか、マンションの上層階からベランダを乗り越えて、まさに手を放す寸前で家族に引き戻されたいう方もいます。

辛くて苦しくて、もう何も考えらなくなってしまうと、『楽になりたい』という思いから、発作的にそんな行為に及んでしまうことも、決して他人事ではありません。

あるいは、死にたいとまでは考えなかったとしても、精神的に病んでしまい、ノイローゼやうつ病になってしまったり、フラッシュバックから過呼吸などの発作を繰り返すようになり、生きることに限界を感じている方もいます。

不倫している側は、遊びだの恋だのと言いますが、されている側は、発狂寸前の限界ギリギリのストレスにさらされているんです。

『こんなに辛いなら、もういっそ死んでしまいたい。死んだら楽になれるのかな…?』とか『私が死んだら、夫や相手女性はきっと困って、自分たちのしたことを反省するはずだわ』と、全て投げ捨ててしまいたい気持ちに駆られてしまうこともあるかもしれません。

中には、『自分が生きている意味が分かりません』とか『自分の存在に価値を感じられないです』といった自己否定的な考えに囚われてしまって、そこから抜け出せなくなっている方もいらっしゃいます。

でも、ご主人が浮気したことは、言ってみれば彼の勝手なわけで、そのことで、あなたの価値がなくなったり、生きる意味がなくなることは、断じてありません。

あなたがご自分をいくら否定しても、相手は痛くも痒くもありません。

たとえあなたが自ら死を選んでも、ご主人も相手女性も、反省してくれるかどうかはわかりません。

それどころか、かえって『これで一緒になれる』とか『好きなように自由にできる』と思うだけかもしれません。

そもそも、あなたの心を理解できず、あなたを苦しめる人のために、あなたがご自分で命を捨てることに、どんな価値があるのでしょうか?

それよりも、あなたが自ら死を選ぶことで、あなたにとって大切な人たち、たとえば、あなたの親御さんやお子さん、ご友人、あなたを愛してくれている人たちをどれほど悲しませ、苦しめることになるかに気づいてください。

ご相談いただく方々の中には、かつて夫の不倫に苦しんで、絶望の中で死ぬことしか考えられなかったけれど、今は乗り越えて、不安や恐れのない毎日を取り戻している方や、離婚して新たな人生のなかで幸せをみつけている方がたくさんいらっしゃいます。

幸せは、いつもアト払いです。死にたいほどの苦しみを味わったからこそ、それに見合う幸せも、必ず訪れてくれます。

その未来を自分から捨ててしまうなんて、もったいないですよ( ^^) 

 

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