夫婦での話し合いを行い、奥様が不倫の事実を認め、相手男性と別れることを約束された場合、次にその相手男性に対して、その意志を伝えなければなりませんね。
でも、奥様が意を決して浮気相手に別れ話をした場合でも、相手男性のほうが、「一方的に別れるといわれても、このままでは納得できない」とか、「別れるくらいなら死んだほうがマシだ」などと言って、別れることを拒否してくる場合もあります。
その際に奥様が『彼がかわいそう』とか、『やっばり放っておけない』などといった曖昧な態度をとってしまうと、相手男性が二人の関係に主導権を持とうとして、思いもしない強気な行動に出てくることもあります。
また、そうした経緯によって、一度下火になりかけた感情が再燃してしまった場合、浮気の手口もさらに巧妙になっていく傾向があります。
このように、浮気を『やめる』のではなく、『バレないように続ける』方向に思考が向いてしまう背景には、奥様の中に、浮気が良くないことはわかっているけれども、「最後には夫は許してくれるだろう」とか、「結局は何もできないだろう」などと甘く考えている部分もあるようです。
でも、『甘え』や『妥協』や『優柔不断』といった要素は、消えかけた火のなかで燃え残ってくすぶっている火ダネと同じで、一旦は消えたように見えても、再び、その炎を燃え上がらせてしまう危険があります。
そのため、奥様には、これから先、浮気相手からどんなにメールが来ても、電話が来ても、誘われても、それに応じてしまえばすべてが台無しになってしまうということを、よくよく理解してもらったうえで、奥様自身の決意と自覚によって、それを拒否する勇気をしっかり持ってもらうことが重要なのです。
浮気は、奥様ひとりではやめることはできません。
もちろん、あなたにも夫としてできること、やらなければならないことがありますし、そのためにあなたが力を尽くすことはどうしても必要です。
でも、浮気を始めたのが奥様である以上、最終的に浮気を終らせるのも奥様自身でなくてはなりません。
人間は、自分の感情や意思、自覚(理性)、決意によって、自らの行動を決定していく生き物です。
つまり、浮気を終らせ、再発を『封印』するのは、あなたではありません。
奥様自身ということなのです。
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