話し合いのときに、奥様が逆ギレしてきたときの対処法としては、まず相手がキレている分、なおさらあなたは淡々と、冷静に受け答えをするようにしてください。
逆ギレするのは、そうして自分を守るために防御の姿勢に入っていたり、怒りをもって、あなたの追求を逃れようとしているわけで、たいていは、相手はわざとキレています。
いわば一種のパフォーマンスのようなものです。
言い方を変えれば、それだけ核心を突いた話をされて、心が動揺しているわけです。
とは言っても、なるべく逆ギレはさせたくない、というのがあなたの本音だと思いますし、そのほうが賢明です。
でも、実はあなたの行動自体が、奥様の逆ギレを誘発してしまっていることもあります。
たとえば、このときとばかりに妻に対する不満をぶちまけたり、相手男性のことを侮辱したり、悪口を言ったりして、奥様の神経を逆なでするような言動をしてしまうことは、逆ギレのスイッチをあなたが自分で入れてしまう結果となりますから、注意が必要です。
あるいは、証拠となる携帯メールを妻に示した途端に、「人の携帯を勝手に見るなんて信じられない!」と逆ギレされ、話し合いどころではなくなってしまうケースも多いです。
このとき、奥様の頭の中では、こんな思考が働いています。
まずい。浮気がバレてしまった。
↓
このままでは問い詰められる。圧倒的に不利だわ。
↓
でも、携帯を見るなんて普通するかしら?
↓
プライバシーの侵害じゃない?
↓
そんなことやっていいの?いや、いいはずがないわ
↓
よし、逆ギレして反撃してやる
・・・・・・と、自分の浮気を棚にあげて、あなたを責める側に転じようとするのです。
また、自分が裏切っている立場であっても、「妻である自分を信じていないの?」という自尊心が傷つれられた思いで、怒りがこみ上げてきて、感情をあらわにしてみせて、信じられない、もうやっていけない、とキレて見せるわけです。
つまり、浮気をしたという自分の立場は圧倒的に悪いですし、不利なので、逆ギレというパフォーマンスによって、あなたをひるませ、立場を逆転させようとしているのです。
そして、感情的にぶつかるような場面を作って、そのときの話し合いを不可能にしたり、追求をかわそうとしているわけです。
だから、そこであなたがうろたえたり、怯んでしまうと、それこそ奥様の思うつぼになってしまいます。
逆ギレに対しては、淡々と、毅然とした態度で向き合うことが大切です。
また、逆ギレさせるきっかけを作らない、ということも大事です。
たとえば、奥様の携帯から、浮気の証拠となるメールを見つけたとしても、それをそのまま奥様に見せて問い詰めたりすれば、逆ギレされるに決まってますよね。
こういう場合は、いかに追い詰めずに認めさせるか、ということを考えなければいけません。
コツとしては、『故意』ではなく、『偶然』を装うことです。
偶然と故意では、同じ結果であっても、経緯が全く違います。
たとえば、携帯電話を勝手に見る、というのは故意です。
でも、街を歩いていて、たまたま不倫の現場を目撃した、というのなら、それは偶然であり、あなたの意図は含まれません。
あなたは何もしていませんから、奥様はあなたにキレようがありません。
もしキレても、「どうして俺に怒るんだ?俺は何もしてないだろう?」とやり返せます。
携帯メールは、その内容から今度いつ会うか、ということがわかる場合がありますし、どこで待ち合わせをしているか、が推察できる場合があります。
そしたら、そのメールを奥様に見せて問い詰めるのではなくて、そこで偶然見かけたとか、友達から聞いた、という話をつくり、メールを見たという話しを抜きにして、切り込んでいくのです。
ただ、それだけでは奥様は事実を認めないかもしれません。
なので、行動を裏付けていくために、GPS端末を利用するなどして、証拠をとることが必要になってくるのです。
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