逆ギレする夫への対処法

浮気を問い詰めたときに、逆ギレしてくる男性がいます。

逆ギレが一種のパフォーマンスだということは、「夫が逆ギレしたとき」でお話ししていることですが、逆ギレしやすい男性を分析してみると、普段から間違いを指摘されることや批判を受けることに過敏に反応し、精神的にナーバス(神経質)になりやすい傾向があります。

イラストとはいっても、性格的には普段は決して気が荒いとか、乱暴ということはなく、むしろ外ヅラはとても穏やか、という人も少なくないです。

ただ、人に邪魔されることが大嫌いで、特に自分を窮地に追い込もうとする相手には、暴れる獅子となって反撃するという一面もあります。

またプライドが高い反面、傷つきやすくデリケートで、自分に不利な事実を指摘されたときには、それを怒りとともに拒絶したい心情が沸いてきて、素直に間違いを認めたり、人の意見を聞くことが出来なくなってしまうこともあるようです。

もしもあなたのご主人がこうしたタイプの男性であれば、彼の間違いを認めさせようとすればするほど、火に油を注ぐ結果となってしまうでしょう。

コツとしては、決して彼を責めるような言い方をするのではなく、まずあなたが味方であること、理解者であることを伝えることです。

たとえば、「私はあなたを責めているわけじゃないし、あなたの気持ちを理解したいだけなの。だから、あなたが何を思って、何に怒りを感じているか話して欲しいの」といった感じで、あなたの言葉で伝えてみることも一つの方法です。

あなたが批判ではなく、理解したいという姿勢で向き合う以上、彼にとって逆ギレすることはもはや意味がありません。

気持ちが落ち着いてくれば、彼はもとの姿に戻っていくでしょう。

そして、もしも彼があなたに何か話しはじめたら、まずはそれに同意しながら話を聞き、もしも意見があれば、「あなたにとって、そういうときはこうしたほうがいいかも」となるべく理詰めで、筋が通る内容で言ってあげてください。

たとえば、職場不倫で部下の女性との関係が発覚した場合、それを単に問い詰めるのではなく、「他の部下たちがあなたの不倫を知ったら、あなたに対する信頼が下がってしまうかもしれないし、どこで誰が見ているかわからないし、今はあなたにとっても大事な時期のはず。問題が起こることは、あなたにとっても決して良いことではないと思う」といった感じで、彼が「なるほど、確かにそれは言えるかもな」と思えるような理由を添えると効果的です。

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