浮気をしている夫は必ず嘘をついたり、怪しい行動が伴ってきます。
でも、本人は自分の嘘は完璧だと思っているし、妻のこともしっかり誤魔化せていると思っています。
もちろん、妻からみたら夫の嘘なんか初めからバレバレで、いたるところに突っ込みどころ満載で、まさに「頭隠してしっぽ隠さず」という状態なのですが・・・・・・。
ましてや、ご主人にいつもと違う様子やおかしな言動があれば、あなたはすぐに気が付くでしょう。
でも、ご主人の嘘が見破れたとしても、それで事実がわかるわけではありません。
たとえ問いただしたとしても、果たしてご主人が正直に事実を話してくれるかというと、意外と手こずることも多いです。
なぜなら男性は嘘をつくのはヘタなくせに、一度ついた嘘はなかなか認めようとしない傾向があるからです。
中には、バレてようがなんだろうが、あくまでも初めについた嘘をつきとおす、という主義の方もいらっしゃいます。
ですから、嘘をいちいち指摘して追及するよりも、ご主人の言葉と行動が矛盾する点を探しだして、そこに隠れている『事実』を見つけ出すほうが先決です。
たとえば、浮気相手と会うときに「急に残業になった」というのは定番の嘘ですが、その言葉だけでは、嘘かどうかはわかりません。
本当に残業なのかもしれませんよね。
でも、たとえば帰宅したときに、下着から香水の匂いが漂ってきたら?
あるいは財布の中にレストランのレシートが入っていたら?
また、お仕事によっては『残業してきた割に汗をかいてない』とか『服が汚れてない』といった矛盾に気づく方もいます。
そうした、『あるはずのものが、ない』とか『ないはずのものが、ある』という矛盾を見つければ、本当に残業だったかどうかはおおよそ察しがつくでしょう。
さらに、わかりやすい夫の場合、脱いだシャツを今日に限って自分で洗濯しようとしたり、クリーニングに出そうとすることもあります。
これも、普段ならやらないことをやっている矛盾。
または、普段やっていることを、今日に限って、やらないということも、、、。
とにかく、普段と違う行動を見たときは『何かある』と思ってください。
そういうときは、自分から墓穴を掘るような嘘を言うこともよくあります。
まして、男性がとっさにつく嘘はたいていは脇が甘いので、妻の目を完璧にごまかすことはできません。
むしろ、その嘘によって、あなたの抱いた疑惑は『確信』に変わるでしょう。
もちろんここで問いただして、本当のことを言うように促してもよいのですが、浮気自体を決定的に確かめたいと思われる場合は、ここでトドメは刺すのはまだ早いです。
今日のご主人の嘘や怪しい行動は、明日以降も同じように繰り返されていく傾向があるので、気づいたこと、感じたことはメモに残しながら、ひとつひとつの断片をつなぎあわせて、より確信を固めていくことも必要です。
浮気の証拠というと、決定的な写真や物的証拠ばかりに目が行きがちですが、こうした作業をしていくなかで、妻としての直観が決定打になることも、実はたいへん多いのです。