一台は父のバイク。もう一台はおそらく、相手女性のものでしょう。
1時間半ほど待っていると、チェックアウトを終えた父と女性が揃ってでてきました。
それぞれのバイクに乗りこむところでふたりを呼びとめ、その様子を証拠として映像に収めました。
父ははじめ驚き、『汚い真似するな』と怒っていましたが、一緒にいるはずのGがいないことと、女性とふたりだけで出発しようとしているところを押さえたので、それ以上の言い訳はできず、相手女性との関係を渋々ながら認める形となりました。
相手女性は、『申し訳ありません』と言ったきり、顔を上げようとはしませんでした。
相手女性にも、もう会わないことを約束していただき、もしも関係を続けた場合には、法的手段に出ることを承諾していただいたうえで、帰っていただきました。
それから私は、父を私の車に乗せ、家に帰りました(父のバイクはあとで私が取りに戻りました)。
車の中で父は、「どうしてここがわかった?ずっとつけてきたのか?」と聞くので、そうだということにしておきました。