夫婦コンサルティングができない場合

特に夫婦関係の修復がうまくいかずに悩んでおられる方に多いのですが、お話させていただいていると、「そうです、私が望んでいることはそれなんです。牧口さんから夫に言ってもらうことはできませんか?」とか、「こんど夫に電話させますから、夫にも同じ話をしてください」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

私としては、ご主人にお話しさせていただくことは全く構いません。

ただ多くの場合、当のご主人が電話相談に気が進まず、
「そんなところに電話しても何もならないだろ」とか
「赤の他人に自分の悩みなんて話したくない」と難色を示します。

また、たとえお電話くださったとしても、「妻に言われて電話したんですけど」とか、「何か私に言いたいことがあるですよね。なんですか?」とおっしゃる方もいます。

このように、ご本人が否定的な気持ちでは、たとえコンサルティングを実施しても、ご主人は「他人に説教されている」とか「プライバシーを話したくない」という思いが解けず、ご相談自体が成立しません。

ただ、ご主人の気持ちも理解できます。

自分の浮気で妻との関係で悩んでいるなど、男性としてのプライドもあるし、見ず知らずの相手に自分の恥をさらすような心情になるからです。

でも、夫が「妻の目線で」で現状を理解することは、夫婦関係を修復していくうえでは、どうしても必要なことです。

私自身、ご相談いただく方のご主人に、直接お伝えしたいと思うことが山ほどあるんです。

なので、全部は無理としても、いくつかの点についてお伝えするために、『浮気をしてしまったご主人に向けてのメッセージ』という部屋をつくりました。

浮気をしてしまったけど、妻との関係を修復したい。そのために何が必要なのか、妻にどう接すればいいのか、何が足りなくてうまくいかないのか、気づきのヒントになれば幸いです。