ご主人にはっきりした要望があるときや、やって欲しいことがあるときに、はっきりものを言わないで、「あなたはどう思う?」とほのめかすように言ったり、「私はどちらでもいいのだけど・・・・」と曖昧な態度をとることは良くありません。
そういう態度をとると、男性は、「自分がどうしたいか」を聞かれていると解釈するので、 本当にあなたがしてほしいことや要望との間に、大きな開きが生じてきます。
それによって、あなたの思いとして、がっかりしたり、寂しい気持ちになってしまうことがあります。
男性の脳は、あなたが明確にどうしたいのかを示したときには、そのための方法を考えたり、解決策を探したりしようとします。
でも、あなたが何を望んでいるのか、何が欲しいのかが曖昧だと、男性の脳はデータ不足に陥ってしまい、「結局何がしたいんだ?」とか「自分の意見をはっきり言ってくれよ」とあなたに対して判断に足りるデータを求める反応を示してしまうのです。
ですから、ご主人にははっきりとものを言ったほうがいいのです。
そうれば、彼はあなたが何をしてほしいのか、何をどう話し合いたいのかがわかりますし、もっと安心して、お互いの気持ちをわかりあうこともできるようになるでしょう。
また、男性は解決策が見つかるまで、自分の思考をあまり人に見せたりしたがりません。
自分が不安に思っているとか、確信がないことについては、考えがまとまるまでは黙ったままでいることが多いです。
ですから、「あなたはどう思う?」と聞いたときに、「これがベストアンサーだ」といえるものが決まるまでは、すぐに返事ができないのです。
つまり、黙り込んでいるからといって、腹を立てているとか、あなたに対して不快感を持っているわけではなく、ただ、考える時間が欲しいと思っているということのほうが多いわけです。
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