肉体関係がなければ浮気じゃない、という夫⑤

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(加山様からのご相談5回目)

こんばんわ。夜分遅くにすみません。もう何をどうしていいのか、わからなくなってお便りします。

自分のことなのに、滅茶苦茶やってしまっています。

ここ最近、平静を装おうとしても、どうしても、夫を疑う気持ちが強いのと、私に黙って、他の女性に、好意をもって会ったりしたメールの内容が気になって仕方なくて、つい、遠まわしに、友達の話なんだけどね、とか言いながら、今の自分の心境を、浮気された友達の意見として夫に語っている自分がいます。

軽く飲んだ勢いで、夫に、「2回だけ、疑わしい日があって。でも、私の間違いだったみたいだから。

ねぇ、本当に好きな人はいないの?」と言ったら、「夫に向かっていうセリフか?!」と激怒されました。

「何を言っても信じてもらえないなら、もう、何も言わないよ」と、かなりご立腹のご様子。

よっぽど、メールを見ての私の、穏やかでない心境を語ろうかとおもいましたが、今は、まだ、時ではないかもと思いとどまりました。

正直、夫に素直になれないんです。

(中略)

頭ではわかっているんですが、私の心がそれを、うまく飲み込んでくれないのです。もう、悪循環で。

素直に、彼にメールをみた背景を打ち明けたほうがいいのか、それとも、暫く様子見がいいのか、わからなくて、お便りしました。

すみません。おねがいします、ご意見ください。

イラスト(牧口からのご返信5回目)

牧口です。こんにちは。

肉体関係があろうとなかろうと、夫が誰かに好意を持っているようなメールを発見してしまったら、誰だって平静ではいられないものです。

(中略)

ご主人にメールを見てしまったことを明かしてしまうことも、ご自身の気持ちが楽になる一つの手段かもしれません。

しかし、浮気相手からのメールの頻繁がかなり少なくなっている状況で、今、ことを荒立ててしまうことは、私は、あまり良い結果をもたらさないような気がします。

もしかしたら、そのことでご主人様が開き直り、さらに他に別の女性を求めていってしまう危険性もないといえません。

ご夫婦でいる限り、これからも何十年とご主人様と一緒の生活があるわけですから、あまり焦らずに、ご主人様に対する心配や不安から少し離れて(そんなことは無理、と思われるでしょうけれど)、ご自身のことを考えるきっかけとして受け止められることも必要かもしれません。

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