離婚を切り出すときの実際の事例

離婚について切り出すときに、どのように言うのがよいのでしょうか。

浮気やDVなど、相応の理由がある場合には、正当な離婚事由として認められますから、離婚はいつでもできるのですが、いざ口にするとなると、なかなか言えないものですよね。

離婚なんて切り出したら、相手が傷つくかもしれないから・・・・・・そう思って言い出せないあなた。

やさしいですね。

あなたにそういう気持ちがあるうちは、まだ夫婦仲を回復できる可能性があります。

「もう限界・・・」という状況でないなら、離婚を切り出すことは避けたほうが賢明かと思います。

一度口をついて出た言葉は、二度と取り返しがつかなくなることが多いですよ。

ただ、どうやって切り出したらいいかわからない、では、いよいよというときに先にすすみませんから、ここでは、切り出し方について、実際例をいくつかご紹介します。

切り出し方の実際例

28歳妻
前から夫とささいなことで喧嘩をすることが多く、夫婦の愛情もほとんど冷めてしまっていました。

そろそろ離婚を切り出そうとしたところに、タイミングよく夫婦喧嘩。

その時は旦那が先にキレたので、ちょっと怖くなって、たまらず家を飛び出したワタシ。

お財布と携帯だけもって、とりあえず友達の家に言って愚痴をいい、それから一緒に酒を飲みに行きました。

帰ったのはその日の深夜二時を過ぎてました。

旦那は寝てたんだけど、かまわず起こして枕元に座り、一言。

「私たち喧嘩ばっかりだし、性格の不一致だし、もう別れましょう」と切り出しました。

寝ぼけ眼で私を見上げていた相手はあせって飛び起き、「子供のためにもよく考えなおそう」と、持ちかけてきたけど、「これから先一緒にやっていく自信がないわ、私も真剣に考えたことだし」と一蹴しました。

37歳妻
以前に夫が浮気したときに、今度やったら問答無用で離婚する、って言ってあったのに、またもや浮気が発覚しました。

もう話し合いをする気もなかったので、弁護士に依頼して、文字通り問答無用で子どもをつれて実家に帰りました。

事前に貴重品や大事な荷物は実家に送っておいたので、もう会うこともありません。

離婚は弁護士に書類を送ってもらって進めました。今はすっきりしています。

33歳妻
主人から突然離婚を切り出されました。

そのまま深く話し合うことも無く、勢いだけで別居。

すでに2年あまりがたちます。

今では主人がどこに住んでいるか正確には知りません。

どこかの女のところにいるのかもしれませんが、もういいです。

今は携帯で必要なことのみメールでやりとりしています。

切り出された当時は晴天の霹靂でどちらかというとこっちから離婚を言いたいくらいの気持ちだったのでなおさら傷つきました。

今は離婚を承諾して、前向きに娘と二人で頑張っていこうと考えています

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